多摩地区(永山、若葉台、はるひ野、唐木田、京王堀之内、南大沢)で中学受験専門塾をお探しなら…
生徒・保護者と先生の距離が近い塾、それがLet's多摩センター校。
小規模で面倒見がいい上に先生は中学受験のプロばかり。
私立中学校とのつながりも強いのがLet'sの合格力のポイントです。
042-310-3883 (受付時間 月~土 13 : 00 ~ 19 :00)
〒206-0033 東京都多摩市落合1-5-11 小林ビル2F
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K・S君
僕は、4年生の12月に他の塾からレッツに転塾しました。
受験をしようと思った理由は、「自由になるため」です。
もともと自由人で後先考えずに行動する僕は、「自由になったら、楽しく暮らせる!!」と思っていました。
でも、自由になるにはお金が必要で、「お金持ちになりたい!」と思うようになりました。お金持ちになるにはどうすれば良いのか考た時、まだ心が幼かった僕は「頭が良くなれば良いんだ!」と思ったのです。なぜなら、頭が良かったら良い会社に入って、いっぱいお金を稼いで好きなことができると思ったからです。それで「やってやろうじゃないか!」と受験を決意しました。
この時の僕は受験を甘く見ていました。「どうせ合格するだろう」と•••。
だけど、現実には『偏差値』があります。自分の偏差値が低いと周りから離されるような気がして、必死にしがみついていました。
どんどん落ちていく『偏差値』に追い詰められていた時に、「ゲームのようにステージをクリアしていくのと同じだよ」と父が言いました。
今持っている自分の知識をどう生かすのか•••まるで自分のスキルを使っているようで面白かったのです。ふとかけられた言葉で、人の心は変わっていくのです。過去は変えられません。でも、未来は変えられます。過去にはずしてしまったピースをどうはめるのか•••コップに水を注ぐのをやめたら、その分満タンになるまでに遅れをとってしまうのです。つまり、止まってはいけないのです。
その時に、ようやく僕に火が付いたのです。でも、その火がついたのは6年生の後半でした。あれ?遅い??
最初から第一志望校は桐光学園でした。
『偏差値』が低い僕には、高望みだと思っていました。
しかし、過去問を解いてみると「あれ?模試の時よりも良い点数がとれた!」「あれ?じゃあ、あの偏差値は?」そう思いました。
大事なのは偏差値よりも、その学校の問題との相性でした。でも、相性が良いからといって何もやらないわけにはいきません。
「なぜ点数がとれたのか?」それは、基本を大事にコツコツとやってきていたからです。ゲームでボスを倒すための力が必要なように、受験で戦うには基本が必要だったのです。戦うための土台を作るのです。
レベル1なのにレベル100のボスと戦うわけにはいきません。レベルを上げるのです。
コツコツとレベルを上げてのぞんだ入試初日。
午前は日大三中を受けました。
緊張しながら筆箱を開けると、手紙が入っていました。父と母、普段けんかばかりする兄からの応援の言葉が書いてありました。それを見た時、思わず泣きそうになりました。そして、いつの間にか緊張がなくなり、無事に午前の入試が終わりました。
午後は工学院中を受けることになっていて、3時間くらい間がありました。
その間に両親とたくさん話をして、心を落ち着かせていました。
なぜ落ち着かせていたのかというと、日大三中に受からなければ第一志望の桐光学園を受験することができなかったからです。とても不安でした。
お昼ご飯を食べて工学院中の近くまで行き、車の中で15分だけ寝ました。すると、からまっていた頭がほどけて、落ち着いて受験することができました。
工学院中の入試が終わって車に戻った頃に、日大三中の合格発表がありました。
画面がグレーなのか•••ピンクなのか•••震える指で押して出た画面は合格のピンクでした!!車の中で両親と「やったー!!!」と叫びました。「桐光学園を受けられる!」と、気合いが入りました。
入試2日目。
桐光学園を受ける時にも筆箱に手紙が入っていました。しかし、結果は不合格でした。
メンタルは強い方なのに、今まで味わったことのない悲しみがこみ上げてきました。どう立ち直ったら良いのかわからず考えていたところ、レッツの先生に電話をしようと思いました。なぜなら、今まで優しく支えてくれた先生から助言をもらえると思ったからです。電話をかけると、意外なことを言われました。苦手な国語がよくできていて、失点をしたのは算数だったそうです。それを聞いて、「いつも通り算数をやれば良いんだ!そうすれば、また両親の笑顔が見られるのでは?チャンスは次の日にもあるし、メソメソしていたって変わらない!」と思いました。
入試3日目。
学校の前で尾形先生が待っていてくれて、「合格してこいよ!」と力強く言ってもらえました。
筆箱の中には変顔をした家族の写真がありました。その写真を科目ごとに見て、「笑顔が見たい」と強く思いながら問題を解きました。
全ての科目が終わって父と合流した時に「顔が晴れているね」と言われました。
父は、教室から出てきた時の僕の顔を見て「合格した!」と思っていたらしいです。
無事に3校受験できたので、お疲れ様会の外食をしながら21時の発表を待ちました。
そして、運命の合格発表•••結果は•••なんと••••••合格!!!
あまりの驚きに、受験番号を間違えたのではないかと疑うくらいでした。
「やったー!」と言っているうちに涙が出てきました。家族全員、くら寿司で泣きました。レッツに報告の電話をして席に戻っても、兄はまだ泣いていました。合格した僕より兄の方がずっと泣いていて、我が家の七不思議のひとつになりました。
こんな風に、行きたい学校に合格できたのは、レッツの先生方や家族の支えがあったからです。僕みたいな自由人に付き合っていただき、ありがとうございました。
春に向ってバモース‼︎